<ブログ>間取りプランニングのコツ~キチン4編~
こんにちは、設計見習いの高野です。
今週は気温が高く、春の訪れを感じられますね。それに伴って花粉もたくさん
飛ぶので、マスク着用など予防しないといけませんね;
今回は、セパレート型キッチンについてお話させていただきます。
セパレート型キッチンとは、シンクとコンロを別々に分けたキッチンを言います。
その形からⅡ型キッチンとも呼ばれています。I型キッチンはまっすぐ1列なのでI型。
シンクとコンロで2列になるので、Ⅱ型キッチンと言います。
セパレート型のキッチンはシンクとコンロが分かれているので、シンク、コンロ
それぞれの横に作業スペースを設けることができるようになります。
キッチンで料理する時に作業スペースがどれくらいあるか、かなり重要です。
特に賃貸住宅のキッチンは狭いことが多いので、キッチンに広い作業スペースが
ほしいという要望がかなり多いので、作業スペース重視ならばセパレート型キッチンを
選択もいいですよね。
実際に作業スペースが広いと、料理の効率が上がってとても便利になりますし、
複数人で作業するのに向いていたりします。
また、キッチンをコンロ側とシンク側の2つに分けることによって、キッチンの幅は
通常のキッチンより小さくすることができます。
しかし、セパレート型キッチンはシンクとコンロが分かれているので、食材や鍋などの
移動がデメリットになります。
たとえば、シンクで野菜を洗って鍋に入れるとします。その場合、野菜を洗ってザルに
入れただけでは鍋に入れる時に水滴が床にポタポタ落ちてしまいます。反対に使った鍋を
洗う時なども、まわりに人がいないか確認しないと危険です。熱い鍋を持って振り返ったら
子供がいたなんて事になると危ないですよね。
このように、セパレート型キッチンは慣れるまで時間がかかってしまうのが
デメリットとなります。